ちょっとした文
「やめて欲しけりゃ立て!!!」
「なりてえもんちゃんと見ろ!!」
彼は叫んだ
後悔に駆られてた。
大切な者を傷つけられた苦しみ。
傷つけた相手への憎しみ。
痛めつけてやりたいって思った。
だけど、それは
「人を救う者」
「あこがれていた背中」
のしたことではなかった
「自分は、もう」
――――誰かを救う者には、ふさわしくないのか?
よく似ていた
あの頃の自分に
恨み辛みに囚われ
周りが暗くなっていく様
憎しみをたたえた瞳
何もかも、見失ってた
大切なことも、夢も、大切な人から言われた言葉も、何もかもだ
救いたい
あの日の自分に似た「友」を
救いたい
窮地に陥った「友」を
何にも囚われず
憎しみにも
苦しみにも
負けないで
どうか
「なりたいもの」を
その目で
見つめて欲しい
もう一度、立ち上がって欲しい
だから
この言葉を 贈ろう
苦しみや憎しみ、怒りや悲しみで傷ついた「友」へ
※ヒロアカの好きなシーンをイメージして書きたくなった物。
このシーンはホント好きです…轟くんの成長に泣ける…(´;ω;`)
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